もっと早く知っていれば・・・

このサービスをはじめたきっかけ

・・・私に実際におきたこと

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​和みのそなえ 代表

鳥越　和子

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8年前、両親が80才代になり急に具合が悪くなりました。母は認知症と骨折で車椅子生活、父も同時に認知症になり、一人娘の私は仕事、両親の介護でその後の3年間、本当に手一杯になってしまいました。

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実家にはものが大変多かったため、世話をしようにも私の滞在する場所すらなく、わざわざ近所に部屋を借りたほどでした。そしてその後の整理も私が一人で全部やらなければなりませんでした。

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両親の身の回りのことはひとつも話を聞いていない状態だったため、銀行、病院、ケアさんの話、リハビリセンター、施設など一人ずつ付き添って連れていかなければなりませんでした。

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大変という言葉では表わせないほど、本当にすごい3年間でした。あの日々を思い出すと、もっと早く知っていれば違ったのに、と思うのと同時に、これはとてもではないが息子や娘にはさせたくない、私自身もその準備をしておかなければならないことだと思い知らされたのでした。